失意の底で

今日は仕事をちょっぴり早めに切り上げてAKBのドキュメンタリー映画を観に行ってきました。
上映開始時間よりもちょっと早目に着いたのでプラプラしていると、シネマイレージのポイント交換に関する看板が置いてありました。
シネマイレージをご存じない方のために補足すると、TOHOシネマズでは観た映画の上映時間1分につき、1ポイントが付与されまして、それがシネマイレージポイントです。これがたまるといろんなサービスと交換できるのですが、実はシネマイレージ自体は昔からあるサービスですし、ポイントに関する情報も前から出ていたので、これ自体はとくに驚くものではありません。

わたしが驚いたのはその中身です。



なんと一ヶ月フリーパスポートがない...。

一ヶ月フリーパスポートというのは、その名のとおり一か月間映画が無料で観られるパスポートなんですが、どうやらそれがサービスから消えてしまったようです。


単に記載漏れなのかと思ったのですが、そういうミスがあるわけはないだろうと思ったので発券機でシネマイレージのポイント交換を確認してみるとやはりそこにもありませんでした....。



一ヶ月フリーパスポートもう止めたん...?


といったところで上映開始時間になってしまったので、とりあえずいったん中断。帰り際にスタッフの方に聞いてみようと思ったのですが、映画がおもしろかったのですっかり忘れていました...。しょうがないので帰ってきてからサイトで調べてみると、やはり宇都宮は2011年12月31日でパスポートの発行を止めたとありました。マジか...。


料金体系も大幅に改悪され(参考:TOHOシネマズの新しい料金体系がダメなたったひとつの理由)、さらにシネマイレージのフリーパスポートも無くなるとなったら、もはやTOHOシネマズを積極的に選ぶ理由がありません。去年4月から始まったサービスの改悪はとどまることを知らず、どんどん落ちる一方です...。


今日の鑑賞分でシネマイレージは9000マイルになりましたが、とたんにこの使い道を失ってしまい途方にくれました。ジュースとポップコーンであれば合わせて9個と交換することができますが、ぶっちゃけそんなのいりません。


とりあえず今回の件で、TOHOシネマズを優先して利用する理由はなにひとつ無くなりました。
むしろ昨年4月からのわずか9か月で料金や利便性というサービスレベルをここまで一気に下げるその配慮のなさもイラッとするし、しかも何が一番むかつくかというと全国のTOHOシネマズの中でも、この変更が一部の地域だけというのがまた腹立たしいんですよね。


いや、八つ当たりなのは分かっているんですけどね...。


年間100回近く通っていた大好きな映画館でしたが、さすがにこれだけサービスレベルを下げられてしまうとむかついてしょうがないですし、正直足を向けることも嫌になります。


さらにTOHOシネマズ宇都宮に通う大きな理由の一つだった「午前十時の映画祭」の上映も来月で終わりますので、これを機にわたしもTOHOシネマズに対して意思表示をしたいと思います。この状況が変わらない限りは優先して通うのはもう止めたいです...。



鑑賞ポイントもフリーパスポートも廃止というのはあまりにひどい改悪なので、TOHOシネマズの中の人はもうちょっと考え直して欲しいです。


(関連リンク)