「岳 -ガク-」見たよ


山をこよなく愛する山岳救助ボランティアの島崎三歩(小栗旬)と登山者たちとの温かい交流を軸に、時として牙をむく山の厳しさを描く。石塚真一の人気同名コミックを映画化。

『岳 -ガク-』作品情報 | cinemacafe.net

TOHOシネマズ宇都宮にて。


原作は未読なのですが、予告を観た感じでは何となく微妙というか危うい作品なんじゃないかと思っていましたが、意外にも普通によくまとまった作品でして楽しく鑑賞することが出来ました。雪に彩られた山々の美しさはとてもすばらしくて、危険だと知りながらも雪山に登りたくなる人たちの気持ちがとてもよく理解できたし、クールなイケメンというイメージの強かったおぐりっしゅ(小栗旬)がびっくりするくらいはっちゃけた役を演じていていたのがとても印象的でよかったです。裸の大将の山下清並みに吹っ切れた三歩というキャラクターを演じた彼の思い切りいい演技は、見ていて清々しいと感じるくらいによかったです。


ただあまりにもはじけた役だったせいか小栗旬永井大にしか見えなくて、大自然と共に生きる三歩の魅力を描いた作品なのに、「サラリーマン金太郎が脱サラして山で活躍!!」する的な空気がただよってしまったのは何となく残念でした。


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