「フレンチ・コネクション」見たよ

ニューヨーク市警で“ポパイ”とアダ名されるドイル刑事(ジーン・ハックマン)。彼は捜査のためならば、暴力的なやり方も厭わない。そのドイルが、相棒のラソー刑事(ロイ・シャイダー)と共に麻薬の売人を逮捕したことから、“フレンチ・コネクション”と呼ばれる大組織の黒幕・シャルニエ(フェルナンド・レイ)の存在が浮かび上がる。シャルニエはこれ以上捜査の手が迫ることを恐れ、殺し屋・ニコリ(マルセル・ボズッフィ)をドイルのもとへ差し向けるのだが…。

フレンチ・コネクション - Wikipedia

TOHOシネマズ宇都宮にて。午前十時の映画祭にて鑑賞(4本目)。


ストーリーはさほど物珍しさを感じさせる部分がない刑事モノの作品*1でして、他の午前十時の映画祭作品と比べると特別おもしろいとも思えませんでした。ですが、現実の風景を切り取ってきたとしか思えないくらいリアリティにあふれた映像が強く魅力的に感じられ、何気ない街の風景までもがとても素敵に感じられる点はとても印象的な作品でした。ただ、一生懸命見たんだけど、どういう部分がそんなにリアリティを生み出していたのか全然わかんなかったんだよな。


こういうのを臨場感と呼んでいいのか分かりませんが、まるでこの時代、この場所で生きているように錯覚しそうなくらいに生々しく映える映像はすごくよかったです。

*1:あぶない刑事っぽく、危険を顧みないコンビのお話