すごくいい映画を観てきた!

今日は日中に嫌なことがあって気が滅入っていたのですが、気分転換をしようと夜に映画を観に行ってきました。
観たのは「幸せの始まりは」という作品。



超高給取りでイケメンの野球選手とソフトボールアメリカ代表選手だった女性、そして父親の経営する会社で働く男性の三角関係を描いた作品なのですが、これをただのラブストーリーと侮ることなかれ、これがもうものすごく面白かったんです。


誰かに自分の考えていることを文章や言葉で伝えたい!と思ったときに、人はよく他人や道具の力を借りてしまいがちです。
でも本当に大事なのはそういったきれいに整えられた借り物の言葉や文章ではなく、拙くても自分自身の言葉で伝えること。それが一番大事なんだということをこの作品は伝えてくれます。
就職活動の面接ではマニュアルに書かれたベストな答えを暗記して行ったり、仕事のやり取りではビジネスマナーに気遣いをした定型のメールを送ったりしているわけですが、それって本当に相手に伝わってるの?というのはわたしもすごく思うところです。


そういえば、今日私が腹を立てたことも、よくよく考えてみれば一般的な言葉で相手にこたえるのではなく、自分の考えを言葉を尽くして伝えればそれだけでよかったんですよね。それをしなかったのはわたしの怠慢だったなーと、この作品を観ながら思ったのでした。


ラブストーリーなんてそんなに好きじゃなかったのですが、これは本当にすごくよかった!
訳あってシングルマザーになった友だちがプロポーズを受けるシーンは、まさに拙い言葉であっても本心からの言葉であればちゃんと伝わると感じるよいシーンでした。泣きそうになったよ!


そんなわけで、今晩もすごく楽しい夜を過ごしましたとさ。めでたし、めでたし。