まとめることへの批判

先日、twitter上で「年末になるとブログで一年間を総括する奴がいるけど、お前の一年間になんか興味ねーよ」「こういうのを目にするだけでイライラする」というのがリツイートされて飛んできました。
まとめるのが大好き、総括するのが大好きなわたしから言わせればお前のためにまとめてんじゃなくて自分のためにまとめてんだよ!と叫びたくなったのですが、ただ、たとえ自分の備忘であったとしても、何かを書いてWebに出すということはこういう批判や言いがかりにさらされる可能性を伴うものであることだけは、覚えておいた方がいいなとも思ったのでした。


さて。
私生活は毎日ダラダラとだらけてばかりで横着なわたしですが、唯一真面目に取り組むのは自分のやったことを記録しておくということです。
自分の買ったものや読んだ本、観た映画、やったゲームや遊びに行った場所まで事細かに記録をしています。数年前までは毎日食べたものもまとめていたのですが、更新が数日滞った時に、2,3日前に何を食べたのか思い出せなくて嫌になってしまい止めてしまいました。本や映画についてはブログで公開していますが、それ以外は自分の備忘録として手元に記録して取ってあります。
こうやってまとめておきたい理由としては、以前にどこかで書いたのですが自分の外部記憶を残しておきたいからです。
さらに掘り下げてなぜそう思うのか考えてみると、何かを経験をしたその瞬間の考えや意識のスナップショットを残しておきたいというのと、あとは忘れていいことは忘れてしまってそこに新しい情報を取り入れていきたいからです。どこかに記憶がまとめておいてあると思えば、いろんなことを安心して忘れられます。
だからプライベートなことだろうが何だろうが全部書いておきたいんです。
そして定期的にそれらをまとめてみることで、自分の行動や考えを見直すことが出来るんですからすごくいいことだと思っています。
自分の行為を「いいこと」と褒めるのはちょっと気が引けますが。。。


ただ、たしかにプライベートを晒し過ぎるのはそれを読む人の気持ちを考えればあまり気持ちのいいものではないかも知れませんし、わたしはあまりそういったことに頓着するタイプではないためにその点に対する配慮が欠けていたような気がします。わたしはオープンであることはとてもいいことだと信じているのですが、でも街中を素っ裸で歩いていたら当然逮捕されるのと同じように、オープンであることが無条件でよいこととは言えないというのも首肯できる事実です。


わたし自身が今後自分の行動をどう変えていくのかということを、ここ数日ずっと考えていたのですが、取り急ぎ不愉快ととらえられるほどきわどいことは書いていないと判断し、とりあえずはもう少し今のまま続けてみようかなという気持ちになったところです。