ヴォルデモートの不死と抹殺の鍵である“分霊箱”を見つけるべく旅に出たハリー（ダニエル・ラドクリフ）、ハーマイオニー（エマ・ワトソン）、ロン（ルパート・グリント）。ホグワーツの先生たちからの指導も、ダンブルドア校長の保護もないいま、3人には互いを信頼し合うことが必要になるのだが、旅は困難を極める。そして彼ら自身の中に潜む闇の力が3人の絆を亀裂が生じることに――。『ハリー・ポッター』シリーズ最終章の前編。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』作品情報 | cinemacafe.net
TOHOシネマズ宇都宮にて。
本作はシリーズの結末を飾る最終章の前編ですが、実はいままでこのシリーズを見たことがなくてこの作品が初めての鑑賞作品となりました。今まで観なかった理由についてはいくつか思いつくものはあって、具体的な例を挙げると「登場人物が子ども達ばかりでなじめなそうな気がした」とか「映画を観始めた時には既に5作目が公開されてて既に乗り遅れてたから」などいろいろあるわけですが、最大の理由はファンタジーな世界観に興味が持てなかったってことなんですよね。
今回それでも映画館に観に行こうと思ったのは、これだけ人気を保ち続けたシリーズが次の作品で終わりを迎えるということについて思いを馳せた時に、せめて一度は劇場で観ておいた方がいいんじゃないかと思ったからです。あとで観ておけばよかったなーと思うことが何となく想像できたので、とりあえず一度行ってみることにしました。
そんなわけでキャラクターやストーリーについてはまったく予備知識がない状態で観てきたのですが、やはりストーリーにはおいてけぼりでしたし、人物の相関図も完全に空っぽの状態からひとつひとつ埋めていかなければならなかったのですべてを理解することはとても出来ませんでした。
観終わった時点で分かったことは、主役の3人の能力とその近辺の人物相関、あとは世界観が何となく分かった程度かなー。
結局、最後まで分からないことだらけの作品ではありましたが、それでも個々のシーンは演出のうまさや映像の面白さのおかげで終始目が離せないくらいグッと惹きつける力を感じましたし、本当に楽しく鑑賞できました。
一言でいえば「なんだかわからないけど面白い！」っていう言葉が一番フィットするのですが、こう書いてしまうと何だか適当な感想っぽいな...。でもこの作品に至る経緯を知らない以上、こんなことしか書けなさそうです。
本当に面白かったので、今度過去の6作品についてもしっかり復習してからPART2を鑑賞しようと思います。
