「死刑台のエレベーター」見たよ


医療グループの社長夫人・芽衣子は若き医師・時籐と不倫関係にあった。2人は芽衣子の夫を自殺に見せかけて殺害することを計画。実行の当日、芽衣子は約束のカフェで時籐を待つが一向に彼は現れない。やがて、彼女の目の前には信じられない光景が――。仏映画の傑作ルイ・マル監督の『死刑台のエレベーター』をリメイク。

『死刑台のエレベーター』作品情報 | cinemacafe.net

MOVIX宇都宮にて。


キャストがこれだけ豪華で、かつ演技力にも定評のある人を多く集めておいて*1こんな作品しかできなかったというに事実にわたしは心の底から驚きました。リメイク元のストーリーを表層的に真似して失敗しているところは「ヘブンズ・ドア」、 吉瀬美智子の迷演技は「白夜」、観ているだけでイライラさせられる不快さは「笑う警官」を彷彿とさせるハートブレイクな作品でした。
昨年、わたしが観た中ではトップクラスに面白くなかった作品である「笑う警官」と同じ角川の配給という時点で少々嫌な予感がしたのですが、映像の配色というか雰囲気、そしてセリフ回しの臭さと棒演技っぷりを見せつけられたわたしは開始5分で絶望的な気分に陥りました。


しばらく邦画は観たくないと思ってしまうくらい最低な作品。


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*1:全員とはあえて言いませんが