秋田に帰ってきたんだぜ

6月26日から27日の2日間で秋田に帰省してきたのでそのことをまとめます。
栃木-秋田は530kmくらいの距離なのですが、ホント運転するのめんどくさくて疲れました...。やっぱり新幹線だよね、新幹線。

6月26日

本当は前日に弟がうちに泊まりに来て、翌日は5時くらいに一緒に車で移動する予定でしたが、いろいろとあって結局わたしとハホ*1の二人で車で帰ることになりました。


朝は6時過ぎに起きだして6時半に出発。
朝が弱いわたしにしてはなかなかよい出だしでして、7時半前には那須塩原サービスエリアへ到着。7時半という時間にも関わらず、サービスエリアは既に多くの人でにぎわっていました。みんな朝から元気すぎワラタ。

道路が混む前に行けるところまで行きたかったので、取り急ぎ実家と親戚へのお土産とハホの朝ごはん*2を買ってすぐに出発。約10分ほどの滞在でした。


その後しばらく運転を続けていたのですが、国見を過ぎたあたりからまっすぐ東北道から秋田道に入って帰るのはつまらないような気がし始めたので村田ジャンクションで山形へと舵を切って寒河江を目指すことにしました。時期的にさくらんぼがおいしい時期なので、寒河江に行けば何か食べられるんじゃないかともくろんでのことでしたが、思っていたよりも寒河江は遠かったのは誤算でした。山形から5分くらいで着くと思ってたのに...。
でもまあ何とか寒河江パーキングエリアに到着すると、小さいパーキングエリアなので絶対数は少ないものの、意外にたくさんの車と人がいておどろきました。みんな、こんなところで何してんの...と思ったわけではありませんが、この人出は予想外でした。


パーキングではいろいろとおいしそうなものが並んでいましたが、その中でもおいしそうだったのが角煮バーガー。



朝ごはんもロクに食べてなかったのでここぞとばかりに食べてみました(たしか値段は400円)が、濃い目に甘じょっぱく味付けされた角煮がなかなかパンとあってておいしかったです。ただ400円というのは少し高いかなーというのが率直な感想でして、300円くらいだともっと手軽に手が出せて嬉しいかも。


それ以外に待望のさくらんぼソフトクリームも売ってたのでそちらも購入。

わたしも一口食べたのですが、口当たりが軽くて甘くておいしかったです。ホント一口だけですけど。


寒河江では20分ほど滞在してから秋田へと向かいました。
まずは終点である月山まで移動して、そこからは一般道を移動。途中、山道で工事があって片側交互通行区間があったものの、何とかそこをやり過ごして途中とぎれとぎれの高速を乗り継ぎ、秋田道に合流して13時半には秋田に到着しました。総移動距離650km弱(時間は7時間ちょっと)のロングドライブでした。疲れた...。


着いてからは髪を切ったり晩御飯の準備をしたりして過ごし、夜には弟を含む家族全員と親戚が集まってバーベキューをしたのでした。
外は虫も多かったし暑かったしで大変でしたが、なかなか楽しい時間を過ごしました。弟とは年に一度は宇都宮で会ってるので全然久しぶりではありませんが、秋田で会うのはわたしが結婚式をして以来なので、7年ぶりです。これからしばらくはこんなふうに秋田で会うことはないだろうなーと思うと、なかなか貴重な時間です。

移動は大変でしたが、久しぶりに親戚一同と秋田で会えたことで楽しい時間を過ごすことができました。
すごく特別な一日

6月27日

朝は普段どおり8時に起床。ご飯食べて後片付けしているうちに法事が始まる10時になってしまいました。


親戚一同とお坊さんが来たところで法事をはじめて11時半には無事ひととおりの内容を済ませました。ずっと正座してたので足がしびれて大変でした...。その後、きりん亭というお店で会食をして2時前にはすべてを終えて帰宅しました。これで祖父の23回忌はすべて終わったのかと思うと、何だかあっけなかったなというのが率直な感想でした。元々大した仰々しいイベントだとも思っていませんでしたが、終わってみれば余計そう感じます。


法事後、自宅に戻ってきてから少し休んで15時に秋田を後にしました。帰りは弟も一緒に帰ることになったので、わたしと弟とハホの3人での移動となりました。
今回は移動時間が短いことを最重要要求事項に掲げての移動でしたので、普通に秋田道から東北道を経由しての移動でした。
途中雨がものすごくひどくて大変でしたが、福島トンネル付近で一度渋滞にはまった以外はものすごくスムーズに移動出来ました。宇都宮に着いたのは21時半でしたので、移動時間は6時間半と日中の移動にしてはまあまあの出来でした。
ちなみに弟はそこから都内に出るのは大変なのでそのままうちに一泊して翌日帰ることにして、夜は一緒にご飯を食べました。

前日に引き続き移動がメインの一日でしたが、普段会えない人と会ったり、弟と一緒に秋田から車で帰るというこれまた普段はありえない帰省も体験できたので非常に楽しい一日でした。

まとめ

うちの祖父が亡くなったのはもう23年も前のことでして、当時9歳だったわたしも32歳のおっさんになってしまうくらいの時間が経っていることにただただ驚かされます。次は33回忌があるのですが、正直それが果たされるのかどうかは非常に疑問ですし、たぶんもうやらないんじゃないかなという気がしています。


人間は生まれたら二回死ぬと言われています。
一度はその人自身が死んだときで、二度目はその人を知っている人が誰もいなくなったときだそうですが、そういう意味ではわたしの祖父は死んでいるけどまだ死んでないのです。変な言い方ですが。
わたしは宗教なんて大嫌いだし、まして法事とかそういうイベントごとの意味なんて考えたこともありませんが、23年前に亡くなった祖父のためにこうやって近親者が集まって顔を合わせるという機会に立ち会ったことで、人間が生きて死ぬことってなんだろうなということについて改めて考えさせられるきっかけになりました。
わたしも年を重ねておっさんになってしまったなあと思うのですが、何か人って効率とか理屈だけじゃ生きてないんだなということを感じたし、それも悪くないのかもしれないとも思いました。

*1:長女

*2:自動販売機で売ってる350円の焼きおにぎり