幸せではないことと不幸について


わたしは自分を不幸だと思ったことがありません。

たとえどんなに生きるのが辛いと感じることがあってもそれを不幸だと思うことはありませんでした。それはあくまで「幸せじゃない」と思ってきたのです。何か嫌なことや悲しいことがあった時にはそれを「幸せじゃないなー」と感じることはあったとしても、それを「不幸だ....」と嘆くことはありませんでした。


それはひとえにわたしが不幸だと嘆かざるを得ない境遇になかったという運のよさもあるのでしょうが、「世の中には幸も不幸もない。ただ、考え方でどうにもなるのだ。」というシェークスピアの言葉に出会ったことも非常に大きかったと思っています。
生きていればいろんなことがあるわけで、目の前の出来事のひとつひとつに一喜一憂するのも大変ですし、どんな出来事であってもそれを見る人によってその受け方は違うわけですからその事実をどうとらえるのかはその人次第なんですよね。


わたしから見たらお昼ごはんに何を食べるかというレベルの些細な悩みがあるだけで「わたしは不幸だ不幸だ」と呪いのように連呼する人もいれば、人生のどん底のような状態にあってもいつも周りの人から楽しそうだねと言われるくらい生き生きとしている人もいます。どっちになりたいかといわれるとまた難しいけれど、少なくとも毎日不幸だとつぶやきながら生きるのはごめんです。


これからも自分のことを不幸だと嘆くことなく生きていけますように。


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