「シャーロック・ホームズ 」見たよ


伝説の名探偵シャーロック・ホームズが、監督ガイ・リッチー、主演ロバート・ダウニーJr.で映画化。コナン・ドイルの古典にインスピレーションを受けたライオネル・ウィグラムによるオリジナル・ストーリー、コミックに基づいて描かれる。

『シャーロック・ホームズ』作品情報 | cinemacafe.net

TOHOシネマズ宇都宮にて。


まるで何かの続編のように唐突に始まりを告げるストーリー。それにおいてけぼりを食らわないようにすがりついて何とか全容をつかみ始めたところで続編の存在をほのめかしながらエンドロール。まるで全20巻のコミックの7巻と8巻を読んでいるような印象を受ける作品でした。原作が有名作品であるだけあって、作品に対する知識をある程度前提として描いているのはしょうがないのかも知れませんが、できれば映画だけで理解/完結できるような作品であって欲しかったです。


ただ、次々とピンチに見舞われる緊張感ある展開とそれをうまくしのいで核心へとせまるスピード感は非常に爽快でしたし、格闘シーンやアクションシーンはリアリティある力強さが感じられてすごくよかったです。加えて、細かい演出も結構よかったのですが、特に印象的だったのはホームズがこれから起こる出来事をシミュレーションするシーンをスローモーションにしていた点です。これからホームズ自身が取る行動をスローモーションで実演しながら言葉による説明を加え、そのあとで同じことをノーマルスピードで再現するだけなのですが、そうすることでなかなか伝わりにくいホームズの行動のすごさがとてもよく伝わってきました。


あと、わたしはロバート・ダウニーJr.が大好きで大好きでしょうがないのですが、彼の肉体美も堪能できたし、ゲイ疑惑に拍車をかけるような妙に色っぽい視線もすごくかっこよくてとても大満足でした。彼になら抱かれてもいいです。
そして6月公開予定のアイアンマン2もとても超楽しみになりました。


何だかんだと文句を書いてしまいましたが、もし同じキャストで続編が出たらまた観に行っちゃいそうです。


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