思うところはあるけれど

前から地味に話題に上がっていた連休を分散させる案について、具体案が出ていました。

政府が検討しているゴールデンウイークなどの休暇を地域ごとに分散させる方法の具体案が、日本テレビの取材で明らかになった。

 検討案では、ゴールデンウイークと秋のシルバーウイークとしてそれぞれ土日を含めた5連休を作り、「北海道・東北・北関東」「南関東」「中部・北陸信越」「近畿」「中国・四国・九州・沖縄」の全国5つのブロックごとに時期をずらして取れるようにする。時期をずらす範囲は、5週間と2週間半の2つの方法が検討されている。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20100302/20100302-00000040-nnn-soci.html

何に驚いたって北関東が東北と同じグループに分類されていることです。関東の仲間に入れてくれよー...。
と、まあ百歩譲ってこれはこれでよいのですが、休みを分けるグループは多くても3つくらいに収まるのかなと思っていたので5つというのはとても意外でした。


ただ、個人的な思いとしては休みが分散しても全然いいというか、どうせ休みたいときには有給を取って休むわけですから別にどっちでもいいやというのが率直なところです。仕事が忙しかったらたとえ祝日があったとしても休むことは出来ないですし、繁忙期というのが特にない職場なので祝日がいつになるのかというのはあんまり大事なファクターではないのです。


それよりもシステムを作る立場で考えると、これは本当に止めて欲しいなと思うんですよねえ。
カレンダー情報が地域ごとに異なるとなると、対応が面倒でしょうがありません。
セットアップの時に地域を選んでもらうとかそういうひと手間が必要なりますし、それが間違っていたせいで...という場合のフォローもあれこれ考えないといけません。ドキュメントもなおさないといけないし面倒なことばかり。
あとは、支社がやっているけど本社は休む、なんていうことが出来るのかという運用業務への懸念もちょっぴり残っています。
仕事の面だけ考えれば、あまりやって欲しくないなーと思わずにはいられません。


果たしてどうなってしまうのかわかりませんが、あまりあれこれ議論を重ねたりせずにとりあえずやってみる方がいい気がします。
議論なんて重ねたらもっとひどいことになりそうだし、とりあえずシンプルな案にとどまっている現在の案で一度やってみた方がいいんじゃないかなー。