「サイドウェイズ」見たよ


キャリアも私生活も冴えないシナリオライターの道雄。親友・大介の結婚式に出席するため渡米した彼は、独身最後の日々を謳歌したいという大介に乞われて、カリフォルニア・ワインの聖地ナパ・バレーへ1週間のドライブ旅行に出かける。そこで彼らが偶然出会ったのは、道雄が20年前の留学生時代に家庭教師として勉強を教えていた麻有子と、レストランでアルバイトしながら画家を目指すミナだった。カリフォルニアを舞台に、男2人のワイナリー巡りの旅を描いたロードムービーサイドウェイ』('04)の日本版。

『サイドウェイズ』作品情報 | cinemacafe.net

TOHOシネマズ宇都宮にて。


ロードムービーと言う割りにあまりあちこちを旅している雰囲気が感じられませんでしたし、全体的に盛り上がりに欠ける作品ではありましたが、つまらない作品とばっさり切り捨てがたい作品でした。正直、おもしろいと感じる部分はほとんどなかったのですが、それでも友達の結婚式に出るために一週間をアメリカで過ごすというその設定だけで大いに気分が盛り上がったし、言葉が通じない場所で過ごす寂しさや結婚を直前に控えた男性のありがちな心境の移ろいがとても精緻で「あー、あるある」と共感できる部分があってそこはとても楽しく鑑賞できました。


あとは菊地凛子の話し方とフライパンのシーンはすごくよかったです。


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