七瀬ふたたび3部作をとおして読んでみました

昨日、出張の移動時間が往復5時間くらいあったのでその移動を利用して「七瀬ふたたび」の3部作を通読しました。
以前からまとまった時間を作って、3作を連続で読んでみたいと思っていましたがなかなか時間がとれず、やっと今回願いをかなえることが出来ました。


なぜ3作をまとめて読みたかったのかと言うと、ちょっとうまく説明がする自信がないのですが、これら3冊の本は3作でひとつの作品なんじゃないかという感じていたためです。
もちろん、火田七瀬というテレパスが主人公であるという点を見ればこの3冊は関連ある作品だというのは至極当然のことなのですが、わたしが感じたのはそういうことではなくて、以前一度それぞれを読んだ時に3冊に通じる何かテーマのようなものをあるような気がしたのです。その「テーマのような何か」というのは、私にとってとても気になることでしてそのまま忘れることは出来ませんでした。


人生観、死生観、宗教、信仰心、生きること。
わたしはその何かを自分の知る言葉で置き換えたいと思いながら読んだのですが、読み終えた今でもその何かを自分の言葉で表現することが出来ません。読む前は、読んだら読んだ分だけ理解出来る気がしていたのですが、今は読む前以上にとらえどころがないような気がしています。


また時間をみつけて、通読してみようと思います。