SAW

SAW ソウ DTSエディション [DVD]

新人、ジェームズ・ワン監督が“命の大切さ”をテーマに放つスリルと謎に満ちた密室劇。まったく見当がつかない状況におかれ錯乱するふたりの男と、連続殺人犯を追う刑事。ふたつのシチュエーションが交錯する中、男たちは究極の選択を迫られる。

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劇場で公開中のSAW5を観るために、まずは1〜4までの作品をひととおり鑑賞しようとDVDを借りてきていたのですが何となく観る気がせずに返却予定日目前となってしまいました。なんといういい加減な俺...。
ふと気付くと5の劇場公開は終わってしまいそうだし、そもそもそれほど好きなジャンルでも何でも無いので積極的に見る理由があまりないのですがいまさらそのような弱音を吐くのは私には似合いません。
観るといったら観る!!　と勇ましく男気溢れる勢いで1だけ鑑賞しました。他のは怖いのであとにします。

全体的な感想としては噂どおり、ものすごくおもしろかったです。
個々のシーンは観ている人を煽り立てて恐怖心や焦りをがっちりと心に植え付けるよう構成されていたし、伏線と誤誘導もまず判別不能なほどに巧妙に織り交ぜられていてとにかくすべてが緻密に積み上げられている印象を受けました。あまりに先が読めなくて途中で展開を予測するのを諦めてしまったのですが、それでも展開が速いために話を追いかけるので精一杯でして、そのスピード感もよかったと思います。

この手の作品は苦手な人も少なくないと思うのであまりお奨めは出来ないですし、何より心臓によくない作品ですのでお年寄りにはまず奨められません。それでもこの作品が傑作であることは間違いありませんので、残酷描写に耐えられる人にはぜひお奨めです。

1は面白かったし2〜4も観てみようかな。