財務省は24日、独立行政法人日本学生支援機構(旧日本育英会)の奨学金について、回収努力が不十分で延滞額が膨らんでいるとして、運用の改善を求めたことを発表した。書類がそろわないなどの不手際で約10億円が未回収になっており、国民の税金で穴埋めする可能性もある。
http://www.asahi.com/politics/update/0724/TKY200807240375.html
私も大学院時代に奨学金を借りてた口でして、今も毎月12000円ずつ返済しています。学生時代は、2年間毎月84000円をいただいていたので計算してみると14年で返済することになります。返し始めてから6年くらいになるのでそろそろ半分近くは返しているのかな。
学部時代は生活費だ学費だと親に出してもらっていたのですが、さすがに大学院まで行くとなるとそこまで親頼りってのも申し訳なくて、生活費として奨学金をもらうことにしました。あらためて当時のことを振り返ってみると、実験だなんだと県外に行くことが少なくなかったのでアルバイトをたくさん入れるわけにもいかなかったですし、その点で定期的に入ってくる不労収入(というとちょっと違う気がしますが)があって非常に助かったなと感謝しています。
そんなありがたかった気持ちがあるので、返さないというのは考えたこともなかったですし、だからこうやって返さずに済ませている輩の存在を知ると死ねよと言いたくなります。ほんと死ね。絶対死ね。
このような想像力も責任感もないバカが返済をしなかったせいで奨学金制度が廃止になるなんてかなしすぎます。
給食費の未納などもそうですが、サービスへの対価を払わない、借りたものを返さないは悪です。例えどんな理由があってそれらしく正当化出来たとしてもそんなのは何の意味も持ちません。
息を吸ったら吐く。
生まれたら死ぬ。
それと同じように借りたら返すし、サービスを受けたら対価を払うという感覚は忘れちゃいけないです。
借りるだけ借りて返してない人は生命保険に入ってでも返すべきです。後進の道を積極的にふさぐような奴に生きる資格などありません。