スタバではグランデを買え

スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学

スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学

昨年、どこかで書評を読んで興味を持って買っていたのですが、なぜか積み本になってしまっていました。文庫でもないのにもったいない...
本棚を整理してたら何となく発掘してしまったので、いい機会だと読むことにしました。とても読みやすくて厚さの割りにはあっさりと読めてしまいました。日常に転がっているテーマ(携帯電話の通話料金や100円ショップ、スタバの商品の料金などなど)を分かりやすく、具体的に解説してくれてとても面白い本でした。こんなにすぐに読み終われるんだったら買ってすぐに読めばよかったよ...。


なぜグランデを頼むべきなのかというと、それがwin-winの関係であるからだという著者の主張はたしかにそのとおりでして、そうすることで客側もより多くのドリンクを安く飲めるというメリットが生まれますし、お店側も利益率の高い商品を売ることでウハウハになるというのはいいなと強く共感しました。
このように提供する側とサービスを受ける側双方にメリットがあるものについては提供側からももっとアピールして欲しいですし、消費者側としても日頃から自分の受けているサービスが本当に良いものなのかどうかを考える癖を身につけておくべきだと感じました。



突然ですが、残念なことに私はコーヒーが飲めません。
正確には全く飲めないのではなく大嫌いなだけであって、客先などで出されたらおいしそうに飲むくらいのことは出来るのですが、でもまあ心の底から大嫌いなのは間違いなくて、普段は絶対に口にしませんし匂いをかぐのも極力避けたいほどです。
そんなわけでコーヒーをメインに扱っているスタバには普段はあまり行かないのですが、たまに友達やマコと行った時にいつも疑問に思うことがありました。それはgrandeって何て読むんだろう?ということです。shortとかtallは読めるのですが、grandeが読めなかったので、大好きなホワイトホットチョコレートを頼む時にちょっと大きめのサイズを頼みたくてもgrandeを頼むことが出来ませんでした*1
これをグランデと読むらしいということが分かっただけでもこの本には感謝したいです。

*1:メニューを指差せばいいじゃんという事に気付いたのはつい最近でした...