6月におすすめのDVD本

6月は夏直前という事もあって、夏休みへの期待を高めるような作品が観たくなります。
「祭りは始まるまでが一番楽しい」という言葉にあるとおり*1、何事も始まるまでが一番楽しいと私は思います。本番に至るまでの道程が楽しいのであって、本番自体はオマケです。そんな私にとって6月は楽しい夏に向けての準備期間ですからその期待を煽る作品を選んでみました。

サイドカーに犬

サイドカーに犬 [DVD]

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昨年観た夏休み映画の中でもとりわけよかった作品です。
突如母親がいなくなり、その代わりに一緒に過ごすことになった一人の女性ヨーコ。彼女と過ごした夏休みの描き方がすごく秀逸で、どのシーンも鮮明に思い出すことが出来るほど惹かれました。
夏に思いをはせるには最良の作品です。
俺は梅雨明け一週間前くらいに見るつもり!!


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いちばんきれいな水

夏の夜にこっそりと家を抜け出した時の気分の高揚を思い出させてくれる作品。
子どもにとって夏休み自体が特別なものなのは疑う余地のないくらい確かなものだけど、その特別な日々の中でもさらに特別に感じられる不思議な数日間を描いています。今回紹介した3作の中では実はこれが一番好きだったりします。
夏の夜の暗がりで眺める水のあるうつくしい風景。夏の夜ってすごく好き。


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天然コケッコー

天然コケッコー [DVD]

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夏だから夏帆...と言うわけではなくて、冒頭の夏のシーンがすごく好きなので選びました。
海まで歩いていける距離に住んでいた高校生時分の夏休みは、もう海に行かない日は無いくらい海に通いつめていました。釣りをしたり突堤で寝転んだりと、私にとって海は無くてはならない存在だったのです。彼女も居なかったし、海が恋人だったんだよなあ...(遠い目)。
そんな今は海に隣接していない県に住んでいるのが自分でも信じられないのですが、でもまあしょうがない。


最初の30分だけでもいいのでぜひ。


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*1:私の人生でこれほど心のそこから同意出来る言葉は見つからないくらい私にぴったりの言葉です