寝ている時間がもったいないというのは私の口癖なんですが、心の底から寝ている時間が嫌いです。いつも眠くて起きていられなくなるギリギリまで好きなことをして過ごしているのですが、そのせいで朝はいつも起きるのが辛いのです。起きる時にはプルプルと体が小刻みに震わせているくらいなのです。
毎朝そんな想いをするくらいならさっさと寝ればいいじゃん(マコ*1談)と言われたら一言も返す言葉がないのですが、でも本当に夜ちゃんと寝るのが大嫌いなのです。起きてたって大したことしてるわけじゃないのは分かっているのですが、ちゃんと寝ることが嫌。すごくもったいない事をしているような気になってしまうのです。
最近。そんな私の気持ちをがっちりと掴んでくれる記事に出会いました。
ほぼ日で明石家さんまさんと糸井重里さんが睡眠について対談されている様子が載っていたのですが、その中でさんまさんが寝ない人ということでさまざまな逸話を交えてお話をされていました。
糸井 考えてみると、さんまさんは、人が寝ないあいだに、いろんなことをやってるんですね。その量って、すごいですよね。
さんま まぁ、そうですね。
糸井 テレビ見たり、しゃべったり、麻雀やったり、考えたり、さまざまなものに出会って、考えたり、改良したり、鍛えたり。それって、まぁ、かっこよくいえば、人よりもたくさん旅をしてるとも言えるわけで。
さんま ふふふふふ、まぁ、そうですかね。...
(中略)
...さんま 動物は楽しいほうに飛びつくと。
http://www.1101.com/suimin/samma/2008-01-24.html
糸井 気持ちのいい側に行くんですもんね。
さんま 絶対、そうです。
糸井 そうですよね。
さんま 我慢できないです、そこはね。
そうそう。やりたい事があるから眠れないのです。
(この部分だけではなく、眠りについての対談はどれも面白いのでぜひご一読ください)
そんな朝に弱い私を改心させてくれるのではないかと思い、手に取ったのがこの本です。
「朝に弱い」が治る本―スッキリした目覚めを手に入れる習慣 (PHP文庫)
- 作者: 鴨下一郎
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: 文庫
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内容を大雑把にまとめると
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- 朝起きられないのは正しい時間に眠れていないから
- 眠れないのは生活のリズムがよくないから
- 生活のリズムを正せないのは自我が弱いから
ということだそうです。ちゃんと生活しろというご指摘ですが、それはたしかにごもっとも。でも最初からそれが出来るくらいならこんな本を買ってません。
とは言え、生活のリズムを整えない場合のデメリットに始まり、体内時計の仕組み、眠りの仕組みについて詳細に説明されているのは非常に分かりやすくて少しだけ早めに寝ようという気分になりました。
とか何とか言いながら、実は寝る前にこの本を読みふけってたせいで今朝起きれなかったのは冗談のような本当の話。
*1:嫁