「真のゆとり教育」が生んだ18歳天才プログラマー

「史上最年少天才プログラマー」はどうやって生まれたのか――。情報処理推進機構(IPA)は昨年10月、3次元画像処理システムの開発で千葉大理学部2年の上野康平さんを「天才プログラマー」に認定した。18歳とは思えないほど落ち着いた雰囲気の上野さん。彼の生い立ちをさかのぼると、日米の教育環境の違いやリアルなコミュニティーの大切さなど日本のIT人材育成のヒントが浮かび上がってくる。

テクノロジー : 日経電子版

欲しいものが無いから作ろうという発想や、コミュニティを大事にする気持ち。そういった部分に、非常に優れている人の匂いを強く感じます。若さや能力もかなりのものですが、それではなく、根幹にある思想こそが彼の一番の魅力かも知れません。
最近、プログラミングを含めたシステム開発そのものに何となく冷めてきていたのですが、この記事を読んでやる気が沸いてきました。自分よりも若くて頑張っている人を見るとそれだけで頑張ろうと言う気になります。


若い人の台頭といえば、この記事もいいタイミングで出てきてましたね。

「ねみんぐ!」というウェブサービスを公開して話題を集めた高校生3人組が、はてなオフィスを訪問してくださり、「ねみんぐ!」についてや「ねみんぐ!」作成にあたって苦労したこと、遠隔地でのチーム活動で得た経験などについてプレゼンをしてくださいました。

http://d.hatena.ne.jp/kiyohero/20080206/1202226945

この記事やid:jkondoの記事にも書いてありましたが、この高校生3人は同じ高校とか地元が一緒とかではなくてネットで知り合った地理的にかけ離れた場所に住む3人との事です。
物理的に離れ離れに住む者同士が、ネットを介して共同で何かを作っているという事には本当に驚きました。OSSの開発なんてそういう事例には事欠かないとは思うのですが、(1)高校生がネットを使って (2)コミュニケーションの場を形成している という事例をいざ目の当たりにすると、時代の変化を強く感じます。


プログラミングする能力もそうですが、ネットで知り合いを見つけたり、はてなに遊びに行ったりするそのアクティブさは見習いたいものです。


今日はかなり刺激を受ける記事が多い一日でした。