街のあかり

宇都宮テアトルにて。
1/13に続いて2回目だったのですが(前回の感想はこちら)、この2回目を見て改めて不思議な作品だと感じました。
他の誰よりも負けに負けを重ね、そして酷い目にあわされているコイスティネン。でも彼は決して酷い目にあわせた相手を恨んだりしませんし、まして未来に失望したりしません。いつも自らの未来に何かしらの希望をもって生きています。
コイスティネンの悲惨な境遇は目を覆わんばかりですが、そんな状況においても失われる事のない彼の前向きさ、誠実さには心がわしづかみにされました。


どんなに辛い状態になってそれは決して敗北なんかではなくて、本人がその状態に屈した時が本当の敗北なんだなと感じさせられる作品でした。


コイスティネンは負けてない。


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