叔母の埋葬に参列するため、兄のジョニー(ケン・ウォード)と共に車で郊外の墓地にやってきたバーブ(ブリアンナ・ブラウン)は、そこで信じられない光景を目の当たりにする。死んだはずの叔母や墓地のあちこちから起き上がった無数の死者たちがゾンビと化し、人間を襲ってその肉を喰らっていたのだ。あまりの光景に言葉を失いパニックに陥るバーブ。逃げまどい、兄とはぐれてしまった彼女はバイクに乗った青年・ベン(ジョシュア・デローシュ)に救われる。近くで農場を経営する知り合いの家に避難したベンとバーブは、彼らの肉を求めて迫りくる無数のゾンビたちに包囲されながら恐怖と戦慄の一夜を過ごすことになる…。3Dメガネをかけて鑑賞する立体恐怖映画。昨年全米でされ、ゾンビが飛び出す衝撃映像に失神者が続出した話題作。
『超立体映画 ゾンビ3D』作品情報 | cinemacafe.net
宇都宮テアトルにて。
ただでさえ怖いゾンビ映画を飛び出て見えるようにしてしまったのがこの作品。3Dメガネをかけて映画を見るのは初めてでしたが、予想以上に飛び出して見えたのでとても興奮しました。単なる風景も立体的に見えるのでどのシーンもすごく楽しく拝見しました。特にタバコの煙が立体的だったのは凄くよかったです。ただ、90分間ずっとあのメガネかけてると非常に目が疲れるのだけは参りました。帰り道フラフラだったのは内緒です。
この作品の一番の見所は、ホラー映画ではありがちな、『カップルが隠れてイチャイチャしてたらそこにゾンビ登場してヒョエー』というシチューエーションです。普段であれば、「そんなベタな...」と一蹴するところですが、今回は何とそのシーンまでもが飛び出して見えるのです。これは非常に素晴らしいことだと思うのです。実はもう一度見に行きたいと思っている理由の一つがこれでして、もっと前の席でこのシーンを堪能したいです。
この作品は映画館で見るべき作品の最たるものだと思います。バカバカしいけどすごく面白かったです。
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