もう通わない心……部下から上司へ7通の手紙

「上司はなぜ、いつもいつも……」。部下が心に秘めている疑問を7つ、200人の上司にぶつけてみた。さすが上司、ぴしゃりと回答!

もう通わない心……部下から上司へ7通の手紙 − @IT自分戦略研究所


いろいろと質問と回答が出ていますが、結局は信頼関係なんですよね。それは人間としての信頼もそうですし、仕事をする人としての信頼もそう。それら全部を含めての信頼関係です。


私は、発言が適切だ不適切だなんてのは「何を言ったのか」の問題ではなく「誰が言ったのか」の問題だと考えています。もっと端的に書くと、「発言者は信頼に足るのかどうか」だけの問題です。


日常。
会話をしたりメールをしたり、なんらかの情報交換を行う際には、無意識のうちにこんな計算をしていると私は思います。

 相手の発言 × (|相手への信頼| ÷ 相手への信頼) = 発言の真意


信用をしていない人からの悪い評価には心から納得することは難しいでしょうし、どれほどいい評価をもらったとしてもを本心からそのように評価してもらえたと満足することも同様に難しいのではないかと思うのです。


先日、この書籍に関するエントリでも似たような話を書いたのですが、こういった疑問や不満を部下から上司へ伝えることはすごくいいことだと思います。ただし、立場が違うのだから相手の事を理解出来なくても一旦上司の言い分も承認してみる事は結構大事なのではないかなと。


難しいのは百も承知。だからこそ、やってみたら何かが変わるかも知れないと勝手に期待しています。