- 作者: 若松義人
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/03/16
- メディア: 新書
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仕事をしていると、どうしてもやりたくない仕事というのがあって「どうやってやらずに済まそう」などと考えてしまう事があります。自分が仕掛かり中の仕事は積極的に終わらせないと...と思って頑張るのですが、急に降って沸いたようなどうでもいい(と私が感じる)仕事には、やる気minimumというか逃げる気maxです。ですがあまり人に仕事を振るのが得意ではないので
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- やる必要が無い理由を考える
- やらずに済む方法を考える
といった行動でやらない方に持っていこうとしたりするのですが、結局必要に迫られてやらざるを得なくなる事がほとんどです。まとめると最初から真面目にやれよってオチです。
まぁ私の悪癖はどうでもいいとして、さまざまなケースに対してどのように行動すべきなのかという事を教訓+具体的な事例をサンプルケースとして分かりやすく説明してくれるのが本書の良い点です。行動がアンチパターンの塊のような私にはありがたい一冊です。
せっかくの機会なので、↑の例で挙げたやりたくない仕事への対応を意識的に変えてみましたが、今のところは以前より楽しく仕事が出来ています。もっと忙しくなってきたらまたグダグダしてしまうかも知れませんが、それでも嫌な仕事もある程度は気持ち次第で何とでもなるという実感は感じられています。感化されやすいってお得。
自分の価値観や視点、考えを壊してくれました。もちろんいい意味で...です。この気持ちを忘れないように、月に一度は読み直してみようと思います。