なぜ、未来のことを今おびえる?

親友だと勝手に思ってる奴とも、新幹線ならすぐのところにいても会うのはせいぜい年に一回。奴とはせいぜい数年に一回位になるんだろう。どうせそうなることが分かってる、いや実際には会わなくなったら時折懐かしく思い出す程度になるだろう相手なのに、どうしてもう会えなくなる寂しさをあらかじめ大げさに予想して、それを今に引き寄せて落ち込んでるんだ? 何かに酔ってる? 悩んでる自分に? この歳でこれはキモ過ぎる。

なぜ、未来のことを今おびえる?

これは友達に限らず、親や兄弟、そして仲が良かった親戚についてもそうなんですよね。前は気軽にたくさん会ってた人と会えなくなる寂しさ。そしてあとどのくらい会えるのだろうと考えた時の寂しさ。どれも自然なことだと思うのです。
# 少なくとも私も同じように感じるし、キモイなんて微塵も思わないですよ


ただ、あまり考え過ぎるとせっかく楽しめる今があるのにもったいないと思える程度には前向きに考えられるようにはなってきました。
たとえば高校、大学時代の友達だって年に数回は顔を合わせて飲んだりもします。いつも当たり前みたいに集まってるけれど、それだっていつ途絶えてもおかしくないし、そもそも次また飲める保証だって全くないわけなのです。だけどそんな事を真面目に考え始めたらやはりすごく寂しいわけでだからそんなことはあまり考えず、そして楽しい時間を過ごすわけです。会う度に「あと何回こうやって飲めるんだろうね?」なんてシミジミするのは平均寿命を超えてからでいいわけで、楽しめる今をまずは謳歌していいんじゃないかと思うわけです。


何だか自分に言い聞かせるような内容になってきましたが(笑)、また会いたいと思える人と出会えて仲良くなれたことはとても幸せですよね。これ読んでたら久しぶりに友達と飲みたくなってきました。