大帝の剣

ときは徳川幕府が生まれてから数十年後、三代将軍の時代になっても、豊臣の残党は、まだ反撃の機会をうかがっていた。
主人公の万源九郎は、ひとなみはずれた大男。彼の巨体の背には異形の大剣があった。その剣は、オリハルコンという金属から作られていた。かつてアレキサンダー大王も手にしたというその大剣とあとふたつ、この世にはオリハルコンでできた宝があるという。それを手に入れ、しかるべき者に託すというのが、源九郎が祖父から託された遺言だった。
旅の途中に、源九郎は豊臣の血を引く娘・舞に出会う。舞は、徳川から追われていた。舞を守るように旅を続ける源九郎だったが、彼女は不思議な行動をおこすようになる。舞の中には人と違う生物が潜んでいた、それは「天かける船」から降りてきたエイリアンだった・・・。
彼女と共に様々な戦いの中、オリハルコンでできた「三種の神器」を巡って起こる冒険にかれらはどう立ち向うのか・・・。

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=6749

宇都宮ヒカリ座にて。


一言で言うとすっげーくだらない映画。もうホントその一言に尽きてしまうくらい、くだらないノリで最初から最後まで突っ切ってしまいました。江戸を舞台とした時代劇なのに宇宙船が出てきたり宇宙人に傷口から入られて体を乗っ取られたりなんてのは序の口で、挙句には死んだはずなのに何故か生き返ってくる始末。しかもどうやって生き返したのかは完全にスルー。。。
そこらへんのいい加減さやぶっ飛んだストーリーが許容出来れば、かなり楽しい作品だと思います。
# 私は厳密さとかストーリーの整合性とか全く気にしないので、全然気になりませんでしたが寝てる人も多かった事を考えると合う合わないは結構あるみたいです


細かい事抜きにして要所要所の笑いどころが楽しめればいいって感じの作品です。普段は琴線に引っかからないような作品ですが、見に行けてよかったです。


それよりもです...。
今回映画を見てて一番気になったのが後ろの席のおっちゃんとおばちゃん。シーンが変わったり何か大きな変化があるたびに「お!これはxxxxじゃないの?」とか「これなんなの?どうなってんの?」とかでかい声で話し出す始末。上映中に普通に会話するバカを初めて見ました。きつい事の一つも言いたかったのですが、親みたいな年だったせいもあり結局言えませんでした。子供と年寄りには厳しいこと言えないんだよなぁ。


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