自己表現としてのソフトウェア開発

今日、何となしにネットを徘徊してたらソフトウェアを作る事は自己表現だという記事を見かけました。自身の思考を具現化するという意味では確かにそうなのかも知れないと思わず納得してしまいました。
自己表現というと何だか仰々しいけども、自身の内面を外部に分かる形で出せばそれは自己表現になります。自身の知識と経験を駆使して想いを形に変える行為だからこそ、プログラミングは楽しいのかも知れません。


最近はツールの進歩が目覚しく、「プログラミング」==「誰でも出来る作業」と思われがちですがとんでもないです。以前よりも敷居が下がったとは言え、誰でもWinnySoftEtherのようなソフトウェアが作れるわけではありません。そこには深い技術的洞察や、ちょっとしたアイディアが必要です。たとえ同じ題目でプログラムを作ったしても、ソースや挙動の全てが同じになることはまず100%ありません。何故なら、開発するという作業の一つ一つが絵を描く作業や歌を歌うと言った行為に匹敵するくらい自己表現に他ならないからなのです。
# どっちが高尚だとか素晴らしいとかかっこいいとか、そういうことを言い出すとぎくしゃくするのでそれは言いっこ無しで(笑)


職業プログラマをしているとそういった意識は薄れてしまいがちですが、もっと自身の仕事に自信を持ちたいです。最近、どうも自分自身の自信を失いかけているせいか、仕事にも自信をもてずにいます。まず一つの目標として、30歳になる前に一つ大きなソフトウェア開発をしたいです。