雲のむこう、約束の場所

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面白いといううわさを耳にしたのでネットでレンタル。チョー便利。

日本が分割統治された、もう一つの戦後の世界。

ユニオン領下の北海道に建設された謎の巨大な「塔」が、ひそかに稼動を開始した。

米軍占領下にある日本・本州には、その「塔」が建設された本当の目的を知る者はまだ誰もいない。

津軽海峡をはさんでもなお視界にくっきりとそびえるその「塔」に、憧れとも畏敬とも知れない念を抱く青森の少年、藤沢ヒロキと白川タクヤ

彼らは自分たちの力であの「塔」へ飛ぶために、軍の廃品を利用し、山中の廃駅跡で小型飛行機ヴェラシーラを組み立てている。

彼らはまた、同級生の沢渡サユリにも「塔」と同じような憧れの気持ちを抱いている。

サユリも「塔」も、今はまだ手が届かないもの、しかしいつかは触れることができるはずのもの??

2人の少年はそう思っていた。しかしサユリは中学3年の夏休みに突然、東京に転校してしまう。

言いようのない虚脱感の中で、2人の飛行機作りもうやむやのうちに投げ出され、2人はそれぞれ別々の道を歩き始める。

3年後、高校3年に成長したヒロキは、あの夏サユリは原因不明の覚醒障害を発病したため転校したこと、そして今もサユリの病気は治っておらず、もう何年も眠り続けたままだということを知る。ヒロキはサユリの病気の謎を解き、永遠の眠りから救うことを決意する。タクヤにも協力を求めるヒロキ。

だが2人は思いもかけず、この世界と「塔」とサユリの隠された秘密に近付いてゆくことになる。

「サユリを救うのか、それとも世界を救うのか??」

果たして3人は、いつかの放課後に交わした約束の場所に立つことができるのか……。

公式サイトより引用


まず目を引いたのが映像の美しさ。久しくアニメなんて見てなかったのですが、こんなに美しくなっているとは...。これだけで圧倒されてしまいました。実写のような風景やストーリーは上に引用したとおりなのですが、正直見ててよく分かりませんでした。
読んでから見れば、「あー、そういうことなんだ」という感じなんですが、リアルタイムではほんとど理解できませんでした。加齢のため、感受性が弱っています。
とほほ。
しょうがないので何度か戻しながら見直しました。これ映画館で見てたら「??」で終わってたな、きっと...。


見終わった感想は、噂どおり面白かったです。映像+ストレートなストーリーには感服しました。ただ、アニメ慣れしていないせいかどの人も同じ顔に見えて登場人物の区別が出来なくなったり、ストーリに戸惑ったりした部分(原因は自分なのですが...)が残念でした。


一回だけではなく、二度三度と見ることでよりお気に入りとなるような気がする作品でした。

そして公式見て初めて気付いたのですが、声担当は結構豪華なんですね。全然違和感なかったです。