先週のランニング


11/4~11/10に走った分のまとめ。

11/7(木)


4日ぶりに走りに行ってきました。


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平均ストライド(m) 平均ピッチ(歩/分)
1.08[m] 187[歩/分]


合計:15.4km/01:15:49(4分56秒/km)


献血翌日だったせいかペースも上がらなくてさんざんでした。


11/9(土)

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街中をぶらぶら走ってきました。

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平均ストライド(m) 平均ピッチ(歩/分)
1.08[m] 188[歩/分]


合計:18.2km/01:29:26(4分56秒/km)


街中を走ってきました。日中に市内を走るのはひさしぶりだったので普段あまり走りにいかない方へ行ってみました。


11/10(日)


軽くジョグをしてきました。


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平均ストライド(m) 平均ピッチ(歩/分)
1.04[m] 189[歩/分]


合計:13.5km/01:08:52(5分06秒/km)


ペースは遅いのに走るのはしんどくてさんざんでした。

まとめ


11/4~11/10に走った距離は47.3kmでした。


11/6に1年ぶりに400mlの全血献血をしたのですが、それ以来走るペースがまったく上がらなくなってしまいました。献血をした直後から心拍数が普段の2割増しくらいになっていたので嫌な予感はしていたのですが、走るとすぐに呼吸が上がるしペースは上がらないしそれなのに走ったあとはすごく疲れるしと急にレベルダウンしてしまいました。

さらにここしばらく安定していたVO2MAXも55から54に下がっちゃったのもちょっとショックというか、客観的な事実として体力が落ちていることが裏付けられたようですごくしょんぼりしました。


とは言え、いまからできることは何もないので心穏やかに過ごして来るべき12日後の大田原マラソンに備えようと思います。


大田原マラソンと言えば、普段フルを走るときは大会の前日(土曜日)にいろいろと準備をするのですが今年の大田原は土曜日開催で前日はあてにならないので今週末にいろいろと準備しちゃうつもりです。スペシャルドリンクの入れ物や中身を買いにいったりウェアを選んでゼッケンを付けたりチップを付けたり走り終えた後の着替えをまとめたりするだけなんですが、この準備をしているときが一番楽しいんですよね。

走っているときよりも間違いなく準備のときのほうが楽しいです(笑)

なかなか戻らない体調

今日はランニングシューズを買いに行ったり、わらび餅を買いに行ったり、茨城まで走りに行ったりする予定でしたが、気付いたら夕方でした。ずっと気絶していたわけではないと思うんですが何もしないまま夕方を迎えてしまいました。さすがにこのまま一日が終わるのは悲しいので晩ご飯前に走りに行ってきました。


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昨日走った疲れなのか走る前から体が重かったのでしばらくはのんびりペースで巡行。ペースはかなり遅いのですがそれでも呼吸が苦しいし体は重くて脚が上がらないしあまりにしんどくて戸惑ってしまいます。8kmを過ぎたあたりからじょじょに体が動くようにはなってきましたが、それでも5'00/kmをやや切るくらいのペースが限界でした。


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帰宅してから計測結果を眺めていたら、VO2MAXが55から54に落ちていました。赤血球の数も早く元に戻って欲しいです。


そういえば去年も同時期に献血をしたはずなんですが、こんなにつらかった記憶がまったくないんですよね。と思って去年の日記を読んだらやはり体調を崩して6'00/kmくらいでしか走れなくなっていました。献血した5日後にハーフを走っているので今回よりは元気そうですが、似たような感じではあったようです。


ずっと不調なのが気になっていましたが去年と同じならまあいいかなと思いはじめました(笑)

今日の日記と日常にまつわるエトセトラ

今日はいろいろと書きたいことがたまっていたのでトピックを分けていくつか書きます。

今日の日記

午前中は長女を連れて予防接種を受けに行く予定があったので二人で近所の病院へ。
以前は自分や家族が風邪をひくたびに来ていた病院ですが、子どもが大きくなるにつれて体調を崩す頻度も減り、さらに先生が体調を崩されてからは開院時間も不定期になっていたので行くのはひさしぶりでした。院内に入るとすごく懐かしくていつから来てないんだろう?と考えてみましたがもう7年くらいは来ていなかった気がします。

予防接種は待ち時間も含めて20分くらいで終わりましたが、病院がすごく懐かしくてちょっと感傷に浸っちゃいました。


そして午後からは走りに行ってきました。
水曜日に献血をして以来、走るペースがいまいち上がらなくなったので今日ものんびりと走ることにしました。ただ、目的もなくのんびり走ってもつまらないので長女が来年受けようとしている高校を目的地にして走ってきました。自転車で通うつもりらしいのでそんなに遠くないだろうと思っていたのですが、意外に遠かったです。


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これは通えるのか...。受かる前から心配しても仕方ないのでとりあえず受かったら頑張って通って欲しいです。あとは適当に街中を走って帰ってきました。


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10kmくらいまでは脚も体も重くてペースが上がらないし呼吸もずっと苦しくてほんとうにしんどかったのですが、11kmあたりから少しずつペースが上げられるようになりました。最後はそこそこペースは上げられましたがでも先週末の大会で走った感触からは程遠い感じです。疲れやすさや脚の重さは貧血と似ているのでやはり献血した影響なのかなと思っています。


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走るペースが上がらないのも困るのですが、走った後の疲れも残りやすくて回復も遅いしなんだかなという感じです。ちなみに、献血した後はどのくらいで以前の状態に戻るのか調べてみると400mlの全血献血だと3週間~4週間かかるそうです。


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よくあるご質問|岐阜県赤十字血液センター|日本赤十字社



いままで献血は4回したことがありますが何となく数日で戻るものだと思っていました。今回は献血したのが11/6なので11/23の大田原に間に合うかどうかというところでしょうか。鉄分を積極的に補給しつつ、間に合うことを期待します。


柏崎マラソン(余談)


昨日柏崎マラソンの記録集が届いていました。


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どの大会でもあるのかどうかは分かりませんが、大会の記録集を作って希望者に後日送付してくれる大会はいくつかあります。

すぐに思い付くのは湯沢七夕健康マラソンと柏崎マラソンだけなんですが、会場でお金を払って送付用の封筒に自分で名前と住所を書けば送ってくれるという点はどちらも同じです。一般的に大会記録はRUNNETや大会のサイトで公開されることも多いのであえて冊子で欲しいとも思わないし住所を書くのが面倒で片手で数えられるくらいしか申し込んだことはありませんが、紙の資料が好きなのでできれば毎回欲しいくらいです。


柏崎マラソンはサイトにPDFで記録が公開されるので申し込むつもりはなかったのですが、走り終えてから競技場内をブラブラしていたら何となく紙の冊子で欲しくなって申し込んでみました。


柏崎マラソンの結果は大会翌日にはPDFで公開されていたのでもう何度も見た内容でしたが、せっかく届いたのであればということでソファに座って冊子を眺めているとある人の記録に目が入ってきました。その人は知り合いではないのですが、大会のときに今年の藤原湖マラソンのTシャツを着て走っていたのですごく記憶に残っていました。わたしも当日は同じTシャツを着ていたので「同じTシャツを着ているこの人にだけは勝ちたいな」と勝手に対抗意識を燃やしていたのですが、スタートしたらその方のほうがかなり速くてまったくついていけませんでした。


折り返し近くのスライド区間では2km近く離されていたのでぜんぜん勝負にならなかったなと思っていたのですが、その人がどのくらいでゴールしたのかあとで確認しようと思っていたのにすっかり忘れていました。


ひととおり記録は確認しましたがやはり全体的にタイムはよかったようで、改めて今年は走りやすいコンディションだったんだなと実感しました。来年もまた走れたら記録集を申し込もうかな。


今日は何の日?

本日11/9は結婚記念日でした。
と言いつつ、実は11/9は披露宴をした日で入籍をした日は11/10なので正確に言えば明日が結婚記念日なんですが11/9のほうが覚えやすいのでこの日を結婚記念日としています。


今日は夜に家族全員でご飯を食べに行ってきました。来年もまた家族そろってこの日をお祝いしたいです。

さいきん読んだ本のメモ

今日も走るつもりでしたが、昨日走った疲れが結構ひどかったので今日は走らずに静養することにしました。
というわけで帰宅後はのんびり過ごすことにしました。先週はフルマラソン直後にも関わらずわりと走ってしまったので今度こそちょうどいい骨休みになりそうです。


さて。最近読んだ本についてかんたんにメモ。



映画化もされた「ツナグ」の続編です。前作で祖母から使者の役割を引き継いだ歩美の7年後を描いた作品でしたがとてもよかったです。


前作は自分の死生観を大きく変えた作品でしたが、今作は生きることについての視野を幅を広げてくれる作品でした。いつからか「どうせなにをしたっていつか死んじゃうんだから」という諦念のようなものがわたしの中には常に巣くっているのですが、逃れられないものだからこそ死ぬまでにどう生きるのかということともっと向き合わないともったいないなと感じました。

〇〇しなければならないとか、そんな観念にとらわれて生きていられるほど人生は長くないし、終わるときは前触れもなくあっという間に終わってしまうものだと思うと果たしてこんなふうに生きていていいのかと焦る気持ちもわいてきます。



いもうと

いもうと


前作「ふたり」は何度かドラマ化されたほど人気のある作品ですが、その作品の続編が30年ぶりに出たということで楽しみにしていました。前作を読み直したときにも感じたのですが、作品内で描かれているすべての出来事があまりにあっさりとしすぎてて物語全体としての印象がとても弱く感じました。

個々のエピソードを点とすると、その点がつながらなかったり、つながったとしてもその線分で面が形成されることはなかったりと物語に奥行きだとか厚みというものがあまり感じられなくてほんとうにさらっと読み終えてしまったなという印象でした。


だからこそ読みやすいんだという一面もあるのでそれ自体が悪いことでは無いと思うけれど、すごく楽しみにしていたのでちょっと拍子抜けしちゃったなという感じでした。個々のエピソードやその埋め込む場所はいいんだけど、全体としてはすごく薄味な印象でした。

大会が楽しすぎると普段の練習がつまらなくなる罠

今日もなかなか帰れませんでしたがなんとか19時30分には帰宅したのでまだ走りに行ける時間だなということで走りに行ってきました。4日ぶりのランニングは5'00/kmのペース走をしてきました。


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最初の1kmの時点でぜんぜんペースが上がらないうえにすぐに息があがってしまいました。昨日は1年ぶりに献血をしたのですが、昨日の夜も結構フラフラしてたし今朝も心拍数が普段より高かったのでそのせいかなということで無理のないペースで走ってきました。


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さて。走るのは先週日曜日のハーフ以来でしたが、土日の連戦がとても楽しすぎたせいなのか普通に走ってもぜんぜん楽しくありませんでした。大会と比べたら普段のランニングなんて楽しいわけもないので仕方のないことではあるんですが、走っていてもテンションが上がらないのでいまいち気分転換にもなりません。

とりあえず土日にどこか遠くに走りに行くのを楽しみに明日を乗り切ろうと思います。

山形県山辺町で開催された第8回星ふるロードマラソンに参加してきました

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山形県山辺町で開催された第8回やまのべ星ふるロードマラソンに参加してきました。


今年初参加ですが10kmコースを走ってきました。

タイム

1kmごとのタイム。

距離 タイム 合計タイム 備考
-1km 04:05 04:05 スタートロス1秒
-2km 04:03 08:08 -
-3km 04:02 12:11 -
-4km 03:57 16:09 -
-5km 03:48 19:57 下り坂
-6km 04:15 24:12 上り坂
-7km 04:14 28:26 -
-8km 04:02 32:29 -
-9km 04:00 36:29 -
-10km 03:36 40:06 下り坂
タイム種別 タイム
グロスタイム 40分06秒
ネットタイム 40分05秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/分)
1.26[m] 198[歩/分]


合計:10km/00:40:06(4分01秒/km)


種目別では46人中9位、総合では188人中27位でした。


走ってみての感想


[コース図]

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高低差図

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予定どおり9:00にスタート。スタートロスは1秒程度でした。


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「よし、今日はがんばるぞ!」と思って走り出したのですが、スタートと同時にものすごい勢いで走っていく人たちを見ていたら「あ、これは無理だw」とスタートから数秒で頑張ることをあきらめることにしました。


ここで話は走る前の週に遡るのですが、やまのべ星ふるロードマラソンは今回で最後の大会開催だということだったので事前にこの大会のことについていろいろと調べました。開催場所やいつから開催されているのか、その間の参加者数の推移など気になったことを片っ端から調べていたのですが、調べた中で2点気になったことがあってそれは「各部門8位までが表彰対象」「例年の10kmの入賞ラインは42分程度」というところでした。


入賞ラインがかなり緩くてこのくらいなら入賞できるのでは?と思いつつ、でもさすがに緩すぎるので他の年はどうなんだろうと思ってここ5年くらいの結果をすべて調べたのですが入賞ラインのタイムについてはほぼ同じでした。普段は入賞なんて縁遠いタイムでしか走れないであまり気にしたことがなかったのですが、このくらいならもしかしたら8位以内に入れるのでは...と淡い期待が胸に浮かんだのです。


そんなわけで最後の大会で入賞者として名前を残すのはとてもいいなと思ったので今回は42分以内で走って入賞を目指そうと思っていましたが、いざ走り出してみたらスタート直後に30名以上の人が走ろうとしていたペースよりも速いペースで走り出し、さらに後ろからもたくさんの人が追い越していったのでこれはもう入賞は無理だなと諦めたわけです。



さて。今回参加した10kmコースは5kmコースをほぼ2周回するコースです。


「ほぼ」と書いたのは周回するために一周目と二周目で異なる場所もあったためですが、コースとしては9割以上同じ場所を走っているので同じところを2周すると言っても嘘にはなりません。同じ場所を走るのは飽きないかな?と思ったのですが、走ってみたら起伏のあるすごくいいコースでして飽きることはありませんでした(嫌にはなりましたがw)。


スタートして100mほど走ると右折するのですが、そこから1km地点手前まではずっと上りが続きます。900mで30mほど上る坂なのですごくきつい上りというわけではないのですが、スタート早々にこれだけ上らされるのはなかなか厳しい気がします。


とは言え、今回はもう順位もタイムもあきらめてマイペースで走ったので気分的にはかなり気楽だったので、沿道で応援してくれている方々やスタッフの方々に手を振ったりお礼を言ったりしながら坂を駆け上りました。みんな笑顔で手を振ってくれたり応援してくれたので走りにきてよかったなとうれしくなりました。


1km近い坂を上りきって左折するとすぐに1km地点の看板を発見。そこから折り返しのある2.5km地点までは軽いアップダウンがあるものの、きつい傾斜ではなかったのでとても走りやすく感じました。1.5kmあたりでスタート前にジョグをしていたときに声をかけてくれておばあちゃんを見つけたので手を振って声をかけたら喜んで手を振り返してくれたのがとてもうれしかったので調子にのってその後同じ場所を通るたびに手を振って声をかけちゃいました(笑)


2.5km付近に折り返しがあるので前を走るランナーとは途中ですれ違うことになるのですが、自分の前に同じ種目の人がどのくらいいるのか確認しようと数えてみたところ同じ種目の人が12人以上いました*1


つまりわたしは13番目ということになりますのでここから8位以内に入るためには最低でも5人の40代のおっさんを抜かないといけないことになります。ただ、残念ながら前の集団とは300m以上離れていておそらく8位であろう人とはさらに100m以上離れていたのでさすがにその差を埋めるのはなかなか厳しそうだということはよくわかりました。


2.5kmで折り返して少し走ると右手側が山形市を一望できてとてもいい眺めでした。


「ここから遠景として眺める山形市はすごくきれいだなー」とすごくその眺めが気に入ったのですが、そのポイントを過ぎて少し走ったところで「もしかしてこの道路が星降るロードなのかな?」と気付いたのです。たしかにコース上では一番高台にあるし、夜にここから山形市内を眺めたらめちゃくちゃきれいそうだし、何よりも星もたくさん見られそうな場所でした。そう気づいたらなんだかすごくうれしくなってむだにテンションが上がってしまいました。


そしてそのテンションアップがよかったのか折り返してから4km地点まではペースが上がってしまいました。この区間にはささやかながらもアップダウンがあるのですが、それがまったく嫌ではなくむしろこの起伏がすごくいい刺激になってついペースが上がってしまいました。まだ半分も走ってないんだから無理はしないように...と思ったのですが、沿道からおじいちゃんやおばあちゃんがずっと応援してくれているのもうれしかったしほんとうに走っているだけで楽しくてペースが上がるのを止めることはできませんでした。


4kmを過ぎると右折してここから1kmはひたすら下りです。
下りは楽に走れるのでうれしいのですが、でもコースは周回コースなので下りきったらまた同じ場所を上ってこなくてはいけません。それを考えると下りであることを素直に喜ぶ気にはなれませんでしたが、気持ちはどうであれ下りになれば自然とペースは上がるわけで明らかにここまでのペーストは比べ物にならないくらい速く走ってしまいました。


さすがに呼吸も少しきつく感じ始めたのでどのくらいのペースなのか確認しようかなと思ったのですが、でも一度タイムを見てしまったらこのペースを維持することはできなくなりそうだったのであえて時計は確認せずにペースを維持することだけを心掛けて走り続けます。


そして坂を下りきったら今度は折り返して来た道を上って帰ります。


少しペースを落とせばいけるかな?と思っていたのですが、ペースを落としてもここはとても苦しい区間でした。この上りはスタート直後にも走っている上り坂なのですが、そのときとはつらさがまったく違って感じました。ずっと無理のないペースを維持してきたのに直前の下り坂でペースが乱れてしまったせいで上りが一気につらいものになったのかも知れません。


それでも上り坂の途中でもたくさんの地元の方が応援してくれていたし、地元の中学校の吹奏楽部が奏でる音楽を聴いていると気分がまた高揚してきて走る活力を取り戻すことができました。


坂を上り切って左折すると6km地点を通過。
ここから先はもう上りらしい上りもないので少しペースを上げてみようかなと思ったのですが、上り坂で少し疲れてしまってペースを上げる余裕がありません。ここから7kmあたりまでは上り坂と同じくらいのペースで走り続けます。


7kmを過ぎるとだいぶ回復してきたのでここから少しずつペースアップを試みました。まだ3kmもあるのでさすがに全力で走るわけにもいかなかったので呼吸が乱れない程度にピッチを上げてみました。そしてペースを上げたおかげなのか7.5kmの折り返しあたりから前の人を追い越し始めます。

ひとり、またひとりとおもしろいようにどんどん追い越せたので調子にのってペースも上がっていきます。ただ、給水所を過ぎて8km地点を過ぎると急に疲れを感じ始めます。そういえば柏崎でフルを走ってからまだ一週間も経ってないことをすっかり忘れていました。仕方ないのでいったんペースを抑えて呼吸を整えます。


9km地点を過ぎると右折して下り坂になるのでここから残りの1kmは存分にペースを上げて好きに走ることにしました。あと1kmしかなくて、しかもほぼ下り坂という好条件だったのですごく興奮してしまい、さらにゴールに近付けば近付くほど沿道の応援がどんどん大きくなっていくので余計にテンションもペースも上がります。


下りきったところを左折してさらに100m先を左折して50mほど走るとゴールなのですが、ゴールの50mほど手前でゴール横にある時計が39:59から40:00に変わったのが見えてめちゃくちゃがっかりしました。こんなにいいペースで走れてたのであれば、もっと途中でがんばればよかった...と落ち込みながらゴール。


ゴールではゴールテープを引いてくれていたのでちょっとお得な気分でした。


まとめ

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# これで1000円


ゴール後、完走証をもらって順位を確認すると9位でした。


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たしかに、7km以降はだいぶたくさんの人を抜いたなと思っていましたがまさかここまで順位が上がっていたとは思いませんでした。あと1人だったと思うとかなり悔しいけど、前を走っていた人とは200mくらい離されていたのであの人が8位だとすると1分近く差があるので惜しくもなさそうです。


目標タイムは余裕でクリアしているのでこのタイムで入賞できなかったのであればもう仕方ないなと思うし、順位はともかく予想していたよりもかなりいいタイムだったことには驚きました。走っているときは「42分を切れたらラッキーだな」くらいの体感ペースだったのでタイムを見たときはかなりびっくりしました。


沿道からあんなにたくさん応援されるとついペースが上がっちゃいます。仕方ない。


さて。そんなわけで今年で最後の開催だというやまのべ星ふるロードマラソンに参加してきました。
宇都宮市から山辺町まではお世辞にも近いとは言えなくてほぼ高速道路を走ったのに3時間以上かかってしまいました。気軽に走りに行きたいと言える場所ではないなと思いましたが、でもほんとうにすばらしい大会でしてなんでいままで参加しなかったんだろうと本気で思ったくらいよかったです。


大会の規模や走りごたえのあるコース、そしてお祭り感でいっぱいの会場や沿道で応援してくれる地元の方々の楽しそうな雰囲気。そのすべてがわたしが大好きな大会の要素とぴたりと一致して最初から最後まで楽しくて楽しくてしょうがありませんでした。


わたしは大学時代の6年間を山形市で過ごしましたが実は山辺町には一度も行ったことがありませんでした。山形市のお隣だったので一度くらいは行ったことがあってもいいはずなんですが、まったく縁がありませんでした。歩いて行ける距離ではないし、交通機関で行くのもなかなか難しい場所なので仕方ないんですが、こんなに近くにこんなに魅力的な町があったことを知らずに6年も過ごしていたことがとてももったいないと感じました。


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何度も書いたとおり、今回でこの大会はおしまいになるそうですがいつかまた気が向いて大会を再開してくれたらぜひ参加したいなと思います。そのときは前泊して星降る道路で山形市の夜景を眺めてみたいなと思いました。

*1:300番台が40代男子なのでそこで判別して数えました

新潟県柏崎市で開催された第17回柏崎マラソンに参加してきました

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新潟県柏崎市で開催された第17回柏崎マラソンに参加してきました。


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柏崎マラソン



大会参加は8回目でしたが、今回は5年連続となるフルマラソンを走ってきました。


結果

10kmごとのサマリーは以下のとおり。


(サマリー[10km])

距離 時間 合計時間 備考
-10km 47:12(4:43/km) 00:47:12 スタートロス3秒
-20km 48:05(4:48/km) 01:35:17 -
-30km 46:49(4:40/km) 02:22:06 -
-40km 46:38(4:39/km) 03:08:44 -
-ゴール 10:29(4:45/km) 03:19:13 -
タイム種別 タイム
グロスタイム 3時間19分13秒
ネットタイム 3時間19分10秒
平均ストライド(m) 平均ピッチ(歩/分)
1.07[m] 198[歩/分]


合計:42.2km/03:19:10(4分43秒/km)


順位は男子総合309人中48位、種目別(陸連登録男子)で25人中15位でした。

走った感想


まずはコースと高低差図です。


コース図+高低差図


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コースは柏崎陸上競技場発着の(ほぼ)往復コースです。途中に大きな峠がひとつ、小さな峠がひとつあり、それぞれにトンネルが1つずつあるのが特徴です(ここの説明は毎年使いまわし)。


スタート前


小雨が降っていましたがスタート前にトラックを5周して体を温めました。雨は大した降りではなかったのですが靴が濡れてしまって走る前から嫌な気分に。スタートまでまだ時間があったのであとはひたすら歩いて体が冷えないようにして過ごしました。


スタート20分前に集合場所へ赴いたのですがひとつ気になっていることがありました。
柏崎マラソンはいまどき珍しく陸連登録者の部は最前列に並ぶことになっているのですが、あまりここに並びたくありません。というのも、柏崎マラソンはそんなに人数が多くないので最前列に並ばず3時間30分のところに並んでもスタートロスが10秒かかることは絶対にありません。もちろん最前列に並べばもっとタイムロスは減るのですが、でもそのわずかな時間を稼ぐために血気盛んな3時間以内で走るランナーたちの前から走るのはほんとうにストレスなのです。


そんなわけで3時間~3時間30分のところに並んで待っていたのですが、陸連登録者を何としても最前列に並ばせようと意気込むスタッフの方がずっと見回りをしていたので見つからないかビクビクしていました。


その見回りを何度もくぐり抜け、なんとか今回も3時間~3時間30分のグループでスタートしました。


スタート - 10km (47:12[4:43/km])

予定どおり9:00にスタート。スタートロスは3秒あるかないかというところでした。

今日も時計をあまり見ず、苦しくならないペースを維持して走るつもりでしたが、スタートすると周りの人たちがどんどん前へ行ってしまったのでつい焦ってそれについて行ってしまいました。引っ張られるような形になったのでちょっと自分のペースよりも速いなとは感じていましたが、走り出しはいつも足が重くて体感よりもペースが上がっていないことが多いのでたぶん実際は速くもないんだろうなと思いながら走っていました。競技場を出て街中を経由して海方面へと向かうのですが、沿道から応援してくれている人たちに手を振ったりしてたらあっという間に1km地点を通過。ペースを確認したくて時計を見ると4'37とやはり想定してたよりも速いタイムでした。最初は5'00/kmでよかったのになーと思いながら少しペースを落として走り続けます。
大きな下り坂を下ってU字型のコーナーを曲がって国道352号線に合流して少し走ると2km地点。ここからはひたすら352号線沿いを走ります。4km地点でスタート・ゴールになっている柏崎陸上競技場の近くまで戻ってくると、ここからは出雲崎町方面に向けて走ることになります。4kmまではスタート近くをウォームアップしている感じなのですが、ここを過ぎるといよいよ始まるぞと気持ちが引き締まります。


4kmから6kmまでは防砂林の横を走るため風もさほど強くなく、道路も広くてアップダウンもないので走りやすい区間です。
1km地点以降は体感をベースに走るペースを決めていたためか周囲からは抜かれる一方だったので普段であれば焦ってペースを上げていたと思うのですが、めずらしくそれも気にならなかったので淡々とペースを刻みます。


6km地点少し先の交差点を左に曲がるとここから刈羽原発前の坂道(10km地点)までは比較的フラットな道になります。


曲がってから500mほど走ったところに今年もかぼっちがいたので軽くタッチ。ここ以外では見かけたことがないのですが柏崎マラソンのこの場所では毎年必ず見かけます。


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# 写真はこちらからお借りしました
# 一番左のキャラクターです


風もなく走りやすいなとは思っていましたが、走り出しから何となく疲れやすさみたいものを感じていたのでここも無理せずひたすらペースは抑えて走り続けます。8km地点を過ぎたあたりで後ろからすごい勢いで追い越されたので何事かと思ったら、10分遅れでスタートしたハーフの人たちでした。

8kmで10分の差を縮められるのってすごい速さだな...と、ついハーフの人たちの速度を計算しそうになりましたが頭があまり働かなかったので諦めました。


そしてこのあたりからペースが遅くなって落ちてくる人たちが増えてきて、ペースを上げたわけでもないのにどんどん追い越し始めました。序盤に無理をするのはやっぱり危険だなと思いながら落ちてくる人たちを拾いながら走り続けたらあっという間に10km地点に着きました。


10km - 20km (48:05[4:48/km])


10km地点を過ぎると12km地点のちょっと先まで上りが続きます。上り始めて少しすると給水所があったのでそこでスポーツドリンクをいただき、やる気が出たところで坂上りに挑戦しました。


この坂は2kmかけて60mちょっと上るという斜度的にはそんなにきつくない坂なんですが、2kmちょっとという長さがとにかく手ごわくて、上れども上れども坂が続くので「どこまで上ればいいんだ...」とうんざりしてしまいます。とは言え、斜度が厳しくないのでペースを無理にあげて心拍数が爆上がりしなければなんてことのない坂ではあるのでここは無理をせず、でもペースは極力落とさずに走り続けました。


ストライドは小さくおさめつつピッチは上げて、腕を速く、そして小さく振りながら走ったらすいすいと上ることができました。途中でハーフの人たちに抜かれるたびについ引っ張られてペースが上がりそうになったのですが、そこは何とか我慢しながら坂を上りました。

12km地点を過ぎて少し走るとハーフの折り返しが見えてきて、ここでハーフの人たちとはお別れです。ここまで後ろからきたハーフのランナーの邪魔にならないように気を付けていましたが、それをしなくてもよくなると思うとちょっと気が楽になりました。


13kmまではほぼフラット(+ちょっとだけ上り)で13kmを過ぎたら2km以上続く長い下りが始まります。途中で長いトンネルがある以外はとくだん特徴のない下りなのですが、復路はここを上らないといけないんだと思うと少々気が重くなります。30km地点から32.5kmくらいまでずっと上り一辺倒なので結構気が滅入るんですよね、ここ...。


とは言え、それはもう15km以上走ってからの話なのでいったん帰りのことは忘れて下りを楽しんで走ることにします。まだ30km近くあることを考えるとうかつにペースは上げられないのでここまでと同じく、無理のないペースを意識して走ったのですがそのせいなのかこの下りでは10人くらいに追い越されてしまいました。

上りではあんなに元気なかったのに...(笑)


トンネルを抜けると目の前には日本海をのぞむ風景が開けるのですが、今年は雨も降っておらず、風もほぼ吹いてなかったのでめちゃくちゃいい風景でした。去年とかその前とかは風雨がひどくてなかなかこの眺めが見られなかったのですが今年は最高の眺めでした。


下りが終わり15kmを過ぎるとスペシャルドリンクを受け取れる給水所が出てきたのでここで最初のスペシャルドリンクをゲット。

柏崎マラソンスペシャルドリンクのシステムについては毎年書いていますが、給水所の100mほど手前にいる人がナンバーを見てスペシャルドリンクを置いている人かどうか判断して給水所に連絡してくれます。そしてそれを受けて給水所ではあらかじめドリンクを受け取りやすいように置いておいてくれたり、人によっては手渡ししてくれるのでドリンクを探したり、場合によっては見つからないなんてことはなくてストレスを感じることはありません。

わたしが柏崎マラソンを走り続ける理由のひとつはこのスペシャルドリンクのシステムであり、本当にありがたいシステムで重宝しています。


今回もノンストレスでドリンクを受け取って給水しながら走り続けます。


15kmを過ぎると多少のアップダウンはあるものの、そこから18kmまでは海沿いをひた走るコースなので海を眺めながら、そしてスペシャルドリンクを飲みながらペースを崩さずに走り続けます。ただ、15kmを過ぎたあたりから既に脚はちょっと重く感じていて「最後までこのペースでいけるかな...」とちょっと不安をおぼえながら走っていました。


ちょっとした坂を上って2つ目のトンネルに突入する直前が19km地点、そしてその先のトンネルを抜けた先が20km地点でした。このあたりは楽ではないけどつらいというほどでもないという感じで走り続けました。


20km - 30km (46:49[4:40/km])


20km地点を過ぎて少し走るとトップの選手とすれ違ったので折り返しが近くなっていることを実感し始めます。20kmを過ぎると地元の方々がたくさん応援してくれているエイドがあったのですが、そこはほんとうに賑やかでたくさんの方に応援していただけたのでとても元気が出ました。


エイドを過ぎて少し走ると念願の折り返し地点。22.8km地点。
折り返し付近では毎年近くにある養老施設の方々が応援に出てくれているのですが、今年もみなさん外で応援してくれてとても励みになりました。毎年ここまで元気に走ってきておじいちゃん、おばあちゃんに手を振ってお礼を言うのがすごく楽しみで、今年は例年以上に元気な状態で来れたのですごく嬉しかったです。


ひとつ予想外だったのが22.8km地点で折り返したときに向かい風を感じたこと。
ここまでほぼ無風だと思っていたのですがどうやらわずかに追い風だったらしく、つまり復路は向かい風になるようでした。とは言え、これがほんとうに大したことのない風でして例年の強風を知っている身としては「あ、今年はこの程度なんだ」と思ってしまうくらいの風でしたのでこの風に悩まされることは一切ありませんでした。


折り返して先ほどのエイドに戻ってきたところで2つ目のスペシャルドリンクをゲット。今回もスムーズに受け渡していただけてとても助かりました。


26kmからは1kmほどトンネル内を走ったのですが、ここは傾斜も緩やかだったので覚悟していたほど疲れずに上り切ることができました。この区間のタイムをいま確認してみたら他の区間より5秒/kmほどタイムは落ちていましたが、走っているときはもっとペースを落としていたつもりだったので意外にいいペースで走れていることが分かってちょっと嬉しくなりました。


トンネルを抜けると少しアップダウンはあるものの、とくにつらく感じるところもなく安定したペースで30km地点に到着。ここからはいよいよこのコース最大の山場である長い(2.5kmくらい)上り坂が始まります。


30km - 40km (46:38[4:39/km])


上り始めてしばらくは緩やかな坂なのでなるべく脚に疲れを残さないようにしつつも、ペースも落とさないように気を付けながら走ります。ここまで30km走ってきているところにひたすら上りが続くのは当然しんどいのですが、それでも今年は不思議なくらい脚が動いてそこまでペースを落とさずに走れました。


31km地点を過ぎると長いトンネルに突入し、そのトンネルを抜けて少し走ると32km地点。ここから先の500mが一番つらいのは毎年走っていて分かっていたので覚悟していましたが、いつもであれば歩きたくなるこの坂も今年は普通に走って上れました。ペースはまったく落ちなかったのでこの上りの区間は前の人を抜きっぱなしでした。


上り切ってしばらく走ると33km地点。ここまでくるともう上りはないのでかなり気持ちに余裕が出てきます。


33.5kmあたりから2kmくらいの長い下り坂*1が始まるのですが、今年は心肺も脚も余裕があったので自然とペースが上がりました。ちょっと速いなと思っていたのですが34km地点を通過したときに確認したら4'24/kmと予想よりもかなり速いペースでした。

下りで調子に乗ると脚がすぐ売り切れてそのあとしんどくなることが多いのでどうしようか迷ったのですが、ここまできたらどう走っても3時間30分は切れそうだったのでダメだったらダメだったときにまた考えようと割り切って好きなペースで走ってみることにしました。

ピッチを落としてストライドを長めにとって走るとほんとうに気持ちよくて、とても34km走ってきたと思えないほどでした。


35km地点で最後のスペシャルドリンクをゲット。
今年もすべてストレスなくスムーズに受け渡していただきました。補給食をもって走らずに済むだけでなく、ここまでストレスを感じずに渡してもらえるなんて本当に感謝しかありません。残りは7kmしかないのでここで受け取ったスペシャルドリンクは37km地点までに全部飲み終えました。


坂を下り切って少し走ると36km地点。残り6kmだと思うともっと続いて欲しいような、早くゴールしたいような何とも言えない気持ちになります。見慣れた柏崎市内の街並みを眺めながら走っているとこのあたりから小雨がぱらつき始めました。強い雨ではないし、強くなりそうな雰囲気もなかったのであまり気になりませんでしたが、顔が雨でぬれるのはちょっと嫌でした。


この36km-39kmの区間はほんとうに大好きな区間で自分にとって一番見慣れた柏崎の風景です。
「今年もちゃんとここまで走って帰ってこれたんだな」と思うとすごく嬉しくなるし、風景のひとつひとつを眺めながら走っているとたまっていた疲れも全部吹っ飛びます。


39km地点を過ぎて小さな橋を越えたら交差点を右折し、そこから少し走ると40km地点です。


40km - ゴール (10:29[4:45/km])


40km地点には給水所があったのですがスペシャルドリンクの入れ物を捨てただけでとくに飲み物は取りませんでした。
何年か前にここで水を飲み過ぎたせいで最後の最後でお腹が痛くて走れなくなるという失態を犯して以来、最後の給水所ではできるだけ飲み物はとらないようにしています。


残り2km。


脚も痛くないしお腹も空いてない。ここまで完璧な状態で40kmに到達したのは初めてじゃないかとちょっと興奮しながらゴールへ向かいます。風も強くないのでペースを乱す要素もなく、とにかく淡々とペースを刻みます。41km地点を通過すると前に5人見えたのですがみんなペースが落ちてそうだったのでゴールまでにあの5人を抜こうと目標を決めて少しペースを上げてみました。


ゴールのある陸上競技場に入る前になんとか目標にしていた5人は全部抜いたのですが、前にもう2人走っているのが見えました。残り2人もいけそうだなと思ってペースを上げようとしたのですが、そのとき会場内に「ただいま女子2位の選手が入ってきました」というアナウンスが流れました。

よく見るとわたしの50mくらい前を走っている人がどうやらその女子2位の選手であり、ゴールを見るとその選手がゴールテープを切れるようにと準備をしているところでした。このまま抜いてしまったらとても気まずい感じになりそうな気がしたのでペースを落として前の選手との距離を少し開け、女子2位の選手がゴールテープを切ったのを見届けてからゆっくりとゴールへと入りました。


ゴール直前に時計を見たらタイムは3時間19分台だということがわかったので、「まさかのコースベスト...」とちょっとびっくりしちゃいました。

まとめ


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走る前は不安でいっぱいでしたが今年も無事に柏崎マラソンを走り切ることができました。しかもタイムはフルのコースベストというのは出来すぎです。走るまでは3時間30分が切れたら上々だなと思っていたのでこの結果には満足しています。

昨年末に体調を崩して以来走るほうはさっぱりでして一番走れていたときに比べるとまだまだ調子は追いついていませんが、それでも7月の東和ロードレースや8月の竜飛・義経と藤原湖、そして9月のしらかわ郷里とそれぞれのコースのコースベストを更新していることを考えると不調なりに走れるようにはなってきているようです。

いろいろな大会でコースベストを更新できている理由についてあれこれ考えてみたのですが、体調がよくないので前半はぜったいに飛ばさず後半に余力を残せていることが大きいのではないかという気がしています。今回の柏崎も前半はかなり抑えて入ったおかげで後半にかなり余力が残せていたことがいい方向にはたらいていたと感じています。


なんてタイムがよかった本当の理由なんてわかりませんが、今年も大好きな柏崎マラソンを完走できたこととそのタイムがとても満足できるものであったことはすごく嬉しかったし、おかげで今年の柏崎マラソンはよい思い出として長く記憶に残りそうな気がします。


(過去に参加した柏崎マラソン(フル)の結果)

大会名 日付 タイム 前回差
第13回柏崎マラソン 2015/10/25 3時間27分05秒 -
第14回柏崎マラソン 2016/10/30 3時間26分18秒 -47秒
第15回柏崎マラソン 2017/10/29 3時間28分56秒 +2分38秒
第16回柏崎マラソン 2018/10/28 3時間34分53秒 +5分57秒
第17回柏崎マラソン 2019/10/27 3時間19分10秒 -15分43秒


(関連リンク)

*1:往路の10-12kmの上り